ギターの弦交換のやり方:アコギとエレキの張り方を手順で解説
アコギとエレキの弦交換を手順で解説。古い弦の外し方、ブリッジピンの差し方やボディへの通し方、ペグへの巻き方、弦の伸ばし方とチューニングまでわかります。

ギターの弦交換は、次の流れで行います。古い弦をゆるめて外し、新しい弦をブリッジに取り付け(多くのアコギはブリッジピンで、エレキはブリッジやボディに通して)、ペグのポストまで引っぱり、下向きに2〜3回きれいに巻きつけたら、弦を伸ばしてチューニング します。音がこもってきた、変色した、ざらざらする、チューニングが安定しない、といったときが交換のタイミングです。

必要なもの
- ギターに合ったゲージの新しい弦のセット(アコギ用とエレキ用は別物です)。
- ストリングワインダー(なくても可。あると時短になります)とニッパー。
- チューナー。スマートフォンで十分です。新しい弦は何度もチューニングし直す必要があります。
手順
- 各弦をたるむまで ゆるめます。アコギの場合は、サウンドホールの内側からブリッジピンを押し上げるか、ストリングワインダーの溝を使って慎重に抜きます。
- 古い弦を 外します。1本ずつ交換すればネックに張力が残り、それぞれの巻き方を真似しやすくなります。全部まとめて外せば、指板を掃除できます。
- 新しい弦をブリッジに取り付けます。
- アコギ:ボールエンドをブリッジの穴に入れ、ピンの溝を弦の側に向けて差し込みます。ピンを押さえながら弦を軽く引き、ボールエンドをブリッジプレートに引っかけます。
- エレキ:ギターに応じて、ブリッジに通すか、ボディの裏側から通します。
- ペグのポストまで引っぱります。巻き弦は2〜3回、プレーン弦は3〜4回巻ける余裕を残しましょう。よく使われるコツは、弦をポストから次のポストまでの距離ぶん引き出し、穴のところで曲げる方法です。
- 下向きに巻きます。巻くたびに前の巻きの下に来るようにすると、ナットでの弦の角度が大きくなり、チューニングが安定しやすくなります。弦がヘッドの内側に向かって巻かれるようにペグを回します。
- 弦が目標の音に近づいてから、余った部分を 切ります。
- 伸ばしてチューニング します(下記参照)。

新しい弦を伸ばして、もう一度チューニング
新しい弦は数日間伸び続け、少しずつ音が下がっていきます。早く落ち着かせるには、弦を目標の音に合わせてから、指板から離す方向に弦全体を数回やさしく引っぱり、チューニングし直します。これを1本につき2〜3回繰り返します。そのあとギター全体をチューニングして弾きましょう。初日はこまめなチューニングが必要です。手順は ギターのチューニング方法 のガイドで解説しています。Struno のようなクロマチックチューナーなら、新しい弦がどれだけ下がったかが正確にわかります。
弦交換の頻度
決まったスケジュールはありません。弾く量、手の状態、気候によって変わります。交換時期の主なサインは次のとおりです。
- 新しい弦の明るい「キラッ」とした響きがなく、音がこもっている。
- 弦が黒ずんだり錆びたりしている、または指に触れるとざらざらする。
- チューニングが安定しない、または開放弦は合っているのにネックの高い位置でコードが外れて聞こえる。
ライブをする人や毎日弾く人は数週間ごとに、たまに弾く人は数か月ごとに交換することが多いです。
よくある失敗
- 巻きすぎ: 弦が滑ってチューニングが不安定になることがあります。2〜4回で十分です。
- ブリッジピンがしっかり入っていない: 締めていくと弦が浮き上がってきます。ピンを押し込み、ボールエンドが引っかかるまで弦を引きましょう。
- ポストへの巻き方向が逆: 弦がほかの弦と交差してしまいます。ヘッドの内側に向かって巻きましょう。
- 音を上げすぎる: 締める前にチューナーで音を確認しましょう。細い弦は、行き過ぎると簡単に切れます。
よくある質問
ギターの弦は全部まとめて交換すべきですか?
はい、セットで交換しましょう。古い弦と新しい弦では音が違います。同じタイミングで1本ずつ張り替えるのはかまいません。
新しい弦がすぐにチューニングが狂うのはなぜですか?
まだ伸びている途中だからです。やさしく伸ばしてから何度かチューニングし直せば、1〜2日弾くうちに落ち着きます。
アコギとエレキの弦は違いますか?
違います。エレキの弦は磁気ピックアップ用に作られていて、たいてい細めです。アコギの弦は、たいていブロンズやフォスファーブロンズです。自分のギターに合ったタイプを使いましょう。
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