カポの早見表:フレットごとに実際のキーがわかる対応表
ギターのカポ早見表。C・A・G・E・Dのコードフォームが1〜7フレットで実際にどのキーになるか、曲や歌いやすい音域に合うカポの位置の選び方を解説します。

カポは、1フレットごとにすべての開放弦を半音ずつ上げます。つまり、弾いているコードフォームの名前は頭の中ではそのままでも、実際には高い音で鳴ります。2フレットにカポを付けたGのフォームはAとして鳴り、3フレットのCのフォームはEbとして鳴ります。下の早見表は、よく使う5つのオープンコードのフォーム(C、A、G、E、D)が、1〜7フレットで実際にどのキーになるかを示しています。

カポの早見表
左の列で弾くフォームを、上の行でカポの位置を探します。交わるマスが、実際に聞こえるキーです。
| フォーム | カポ1 | カポ2 | カポ3 | カポ4 | カポ5 | カポ6 | カポ7 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| C | C#/Db | D | D#/Eb | E | F | F#/Gb | G |
| A | A#/Bb | B | C | C#/Db | D | D#/Eb | E |
| G | G#/Ab | A | A#/Bb | B | C | C#/Db | D |
| E | F | F#/Gb | G | G#/Ab | A | A#/Bb | B |
| D | D#/Eb | E | F | F#/Gb | G | G#/Ab | A |
マイナーのフォームも同じです。カポ3のAmのフォームはCmとして、カポ2のEmのフォームはF#mとして鳴ります。
逆から読む:曲に合うカポの位置を探す
たとえば、曲のキーが Bb で、バレーコードは弾きたくないとします。
- 表でBb(A#/Bb)を探します。
- Aのフォームでカポ1、Gのフォームでカポ3、Eのフォームでカポ6に出てきます。
- 曲のコードが最も弾きやすくなるフォームを選びます。Gのフォームなら、I–IV–Vの曲はG、C、Dで、すべてオープンコードです。つまり、カポ3でG、C、Dのフォームを弾けばよいわけです。
同じ方法で、曲を歌う人の音域に合わせることもできます。原曲のキーが低すぎるなら、同じフォームのままカポを上げていき、メロディが楽に歌える位置を探しましょう。

カポの正しい付け方
- フレットのすぐ手前、フレットバーの近く、つまり指で押さえるのと同じ位置に挟みます。
- ネックに対してまっすぐに付けます。斜めになると、一部の弦の音程が上がります。
- 力は必要な分だけにします。締めすぎると弦が引っ張られて音程が上がるので、付けたあとにチューニングを確認し、必要なら合わせ直しましょう。
- 外すときは、フレットの上を引きずってネックの上方向に動かすのではなく、ヘッド側へスライドさせて外します。
TAB譜やコード譜に「capo 2」と書かれている理由
ソングライターは、オープンのフォームで曲を作り、自分が歌うキーに合わせるためにカポを使うことがよくあります。コード譜にはフォーム(G、C、D)が書かれ、冒頭に「capo 2」と添えられます。カポなしでそのフォームを弾くと、音源より全音低くなります。
移調はアプリに任せる
Struno のコードライブラリはカポによる移調に対応しています。カポの位置を設定すると、目的のキーで弾くべきフォームや、知っているフォームの実際のコードネームがわかります。カポを付けると弦の音程が数セントずれることがあるので、付けたあとはチューナーも使いましょう。練習用に、コードライブラリにはI–IV–V–Iなどのよく使うコード進行がどのキーでも入っています。これらのコードがなぜ相性がよいのかは、五度圏 のガイドで解説しています。
よくある質問
カポを付けるとキーは変わる?
変わります。1フレットごとにすべての開放弦の音程が半音上がるので、キーも同じだけ上がります。コードのフォームと運指は変わりません。
Gのコードでカポ2だと何のキー?
Aメジャーです。2フレットにカポを付けたGのフォームは半音2つ分高く鳴るので、GはA、CはD、DはEになります。
ベースやウクレレにもカポは使える?
使えます。そのネック幅に合ったカポを使いましょう。ウクレレのフォーム名をそのまま読めば、この早見表はウクレレにも使えます。
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